3月ごろからの姫さざえ ひな祭りの女性のイメージ
芹がおいしい季節なのでさっとゆでてばらこ(数の子を細かくして味噌漬けにしたもの)とあえてある。
おひたしを食べていると、このばらこのシャキシャキとした食感が楽しい。
竹紙海老。筍の根っこのほうを茹でて薄くスライスして海老をたたいたものをつつんだものに黄身醤油を塗って焼いてあるんです。これも面白さのある一品になっていると思います。
ふきのとうのチーズ揚げ。ふきのとうの真ん中の部分をとってそこに味噌漬けのクリームチーズを仕込んであげたものです。
蛸の皮を剥いてさっと湯引きしたものを5色のピクルスで和えたものです。
青ピーマン、赤ピーマン、黄ピーマン、タマネギ、オリーブを刻んでピクルスにしたものです。彩りがいいですね。
鰤のぬか漬けは珍しい。あまりないですね。鰤に塩をして糠に3年ぐらい漬け込んだ物です。この飴色になったぬか漬けをごく薄く切って、それを握ってさっと炙りました。非常に香りが良いです。
苦瓜は薄くスライスして、これは片栗粉を付けてかりっと揚げたものです。山椒塩をちょっと振ってあります。
春先にぴったりの味ですね。